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グラフィンXTプレステージMP考察

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グラフィンXTプレステージMPの試打ラケットを張りました。
先の記事のバーンFST95とデザインもスペックもスピン性能も競合しています。
そこで比較して考察します。

厚み
バーンFST・・・全て トップ19mm-中央22mm-グリップ上部19mm。
グラフィンXTプレステージ・・・MP:21mm,PRO:22mm,REVPRO:20mm,S:22mm。

面積
バーンFST・・・名前の通り95平方inch,99平方inch
グラフィンXTプレステージ・・・MP,PRO,S:98平方inch,REVPRO:93平方inch

平均重量
バーンFST・・・95:320g,99:310g,99S:299g。
グラフィンXTプレステージ・・・MP:320g,PRO:315g,REVPRO:300g,S:305g。

平均静的バランス
バーンFST・・・95:320mm,99:315mm,99S:305mm。
グラフィンXTプレステージ・・・MP:310mm,PRO:315mm,REVPRO:315mm,S:320mm。

バーンFST95とグラフィンXTプレステージMPの比較においては、動的バランス(スウィングウェイト)はかなり違います。
当然です。
重量が同じで静的バランスが10mmmも違うわけですから。
バーンFST95の方が動的バランス(スウィングウェイト)はかなり上です。

この二本に関してはスウィングウェイトの差を感じます。
操作性・・・グラフィンXTプレステージMP→○ バーンFST95→△
先端部の飛び・・・・プレステージMP→△ バーンFST95→○
スウィートエリアの広さ・・・・グラフィンXTプレステージMP→△ バーンFST95→○

バーンFST95を打った後では、グラフィンXTプレステージMPの平均点さを強く感じます。

グラフィンXTプレステージMPは重さにおいて冒険心なく買えるラケットです。
重過ぎる心配が無いことを意味します。
軽過ぎる心配はありますが、それはチューンナップで解決します。

しなりにおいても平均点さを感じます。
柔らか過ぎず、硬過ぎず!
この点はバーンFST95を打った直後には少しがっかりします。
私は、ユーテックIG以前のプレステージMPのしなり具合の懐かしさをバーンFST95に感じます。

なお、今回のグラフィンXTプレステージは塗装が悪過ぎです。
しかしご安心ください。
当店は入念に検品して、塗装の悪い物は返品しております。
こういう時、平行もんではない安心感があります。

ただし、美術品のような美しさはHEADには望まないでください。

グラフィンXTプレステージPROは明日試打して考察を加えるつもりです。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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