安鳩方のJ1初の決勝は、上地さん(関学)に5-7.4-6でした。
試合直後の電話で、自分のブレーキングポイントについて話す安鳩方に対して、私はさもその場で観ていたかのように鮮明に浮かぶ運動連鎖の映像をなぞらえながら、次のステップについて熱く語っていました。
しかしその後、褒めていなかったことに気付き、慌ててメールしました。
関西学生4,インカレ16の二回生相手に、高1にして、よくやったと。
しかし安鳩方も解っているのです。
安鳩方にとってインカレは標的ではなく、腕を磨くための道しるべだと。
私にとって、もっともっと安鳩方を磨いてやるぞと、ワクワクさせてもらった大会でした。
私の引き出しには、まだ使い切れていない道具が、いっぱい詰まっているからです。