『ダブルスの練習をペアでしていないから』は敗戦や苦戦の言い訳として良く耳にします。
それは違います!!
ペアそれぞれの基本能力に問題点があったからです。
その原点は、30年前の私の結婚披露宴で高校の恩師富岡先生から頂きました。
『夫婦はダブルスと似ています。』
『ダブルスにはポーチやロブのカバーなどの連係プレイがあります。』
『しかし、本当に強いのはそれぞれのサイドの責任を果たせるダブルスです。』
『夫婦も、かばい合いも必要ですが、それぞれの責務をきっちり果たすことが一番大切です。』
私はこの言葉を夫婦の教訓として心に留める一方
逆に、ダブルスの教訓として強く思うようになりました。
その実証は、1999年全日本Jr.U16優勝,2001年全日本Jr.U18準優勝にあります。
本校の森美紀と江坂テニスセンターの竹本みのりさんは大阪,関西,全日本を通じて
ペアでの練習を一度もしたことがありません。
当時大阪には、鉄壁の大阪TAがありましたから、ライバルが弱かったからではありません。
しかも、カテゴリーの下の年齢での戦績です。
もちろん、ペアでのダブルス練習はした方が良いです。
それぞれの基本能力の低さをカバーできますから。