6人で60分,8人で90分の集団レッスンが20分の個人レッスンに変更になる場合があります。
そんな時私は受講生の二極の顔を見ることになります。
一般生の『えー! 一人ですかぁ…』を伴ういぶかしい顔。
ELITEコース生の『わーい! やったぁー!』を伴う大歓迎の顔。
先の兵庫国際ジュニアの優勝スピーチで安鳩方は、マンツーマン指導を強調して私への謝辞を添えてくれました。
人は、強い選手と打ち合うことを強化の重要アイテムだと言います。
しかし私は、安鳩方を徹底した球出しで作り上げました。
質の高い個人指導は、大会参戦で揉まれる程度しか、実戦練習を要求しません。
自分でつくづく神の手だと思う個人レッスンの能力を、多忙に陥ることなく行使できている現状に、私はほくそ笑みます。
絶妙な需要と供給のバランスです。
現状の倍の個人レッスンの需要は金儲けをもたらすでしょうが
間違いなくレッスンの質の低下を招くからです。
しかし、二代目の幸大コーチには、早く私の領域近くまで登って来てもらうために、超低料金な個人レッスンを多数入れ、折に触れて秘伝を伝授しながら、腕を磨かせています。
それは目下の幸大コーチの受講生には、それはそれで大きな経済的メリットです。