2016全日本ジュニアの記事は、3で最終となりました。
U16女子複は2R、3-6,3-6で終わりました。
朝8時前、私は意気揚々と貸ハードコートに乗り込みました。
そこで、萌百子に準備運動を注意したら‥
腰が痛くてクロスステップすらできないと主張。
続いて、フォアを注意したら‥
腰が痛くて、テイクバックができないと主張。
心技体の体が崩れたら、ふつう、アスリートは‥
心と技がバックアップに回ります。
心技体の体が崩れたら、ふつう、最近の子は‥
心も技も道連れに落とすのですね。
しかし、これは、みなみも同類です。
5月の毎日オープンで腓腹筋を痛めました。
それ以来、痛いから踏み込めません”の正当性を、ボディと口で主張して来ました。
それは今日も出ていました。
サーブの破壊力とレシーブの踏込みを主体に組み立ててきたチームです。
二つともダメでは、玄関先で終わりです。
レシーブミス率、1st.set41%, 2nd.set67%を叩きました。
ブレイクされたらおしまいです。
結果は、各セット各人1ブレイクづつ、許しました。
怪我もさることながら、メンタルが崩れていました。
『体がダメなとき、心が支え、技を引き出す。』
これができない選手は、全日本ジュニア会場からは退場を命じられます。
この点は折に触れ訓示してきました。
訓示しても実際に改善できなかったら、指導できていないことになります。
表彰式を目指して来ました。
しかし、こんな弱い選手に導いたコーチが、運で切り抜けて、二人の背後から嬉しそうに表彰式の写真を撮ったとしたら、バチが当たります。
記念撮影は、看板大きく人通りまばらなここで。
ここは、敗者の格好の撮影スポットです。
ありがたいことに、献花までしてくれてありました。