2012年9月5日 兵庫国際ジュニア・トーナメントII(Grade4)第三日
安鳩方のシングルスQFの相手は、今年の全日本ジュニアU16,去年の全中の優勝者です。
U18の安鳩方としては、負けられないプレッシャーと戦うことになりますが、現実は全く異なりました。
良く鍛え上げられた選手であり、安鳩方は当初チャレンジャーを強いられました。
私の中には、フォアバック両手を武器に日本一に輝いている選手に対しては、片手バックを孤軍奮闘、指導の基軸として追求しているテニストピアの後輩たちのために、片手バックの攻撃力を実証してもらいたい願いがありました。
安鳩方は、そんな私の願いとは無関係に純粋にファイターの精神で、しかし私の願いを十分叶えながら、ハードヒットとサービスキープの顕著なクロスゲームを46,63,64で制しました。
安鳩方は復活の自信を更に深めました。
タブルスは、シングルスで闘争心をかなり使い果たした安鳩方と、慣れない安鳩方とのベアリングに空回りで苦闘するパートナーと息が合わまいまま、負けました。
明日、安鳩方はSFを長身の中国人選手と戦います。