本日、店頭にてCX2.0ケビンアンダーソンモデルTTS-IIIver.2を二本ご発注頂きました。
その主は、当店の開業期にお馴染みだった懐かしいお客様でした。
愛用機はボルグプロで限界張力で張ったと、薄っすら記憶が蘇るお話でした。
おそらく70ポンド超えだったはず。
ボルグは、70ポンド超えをスタンダード化する影響力を持っていました。
当時の張り機が、70ポンドの荷重値をロス無くストリングに応力を与えたかは疑問ですが。
長いブランクを経て再開に選ぶブラケットとして、TTS-IIIver.2の336gは重い?
ストリングパターン18×20は難しい?
いいえ!
390g近かったはずのミディアムからしたら、軽いものです。
70平方inch余, 18×20に70ポンドの、ほとんど板からしたら、楽なものです。
こういうお客様のためにも、在庫補充しておて良かったです。
完売のところ、なんとか9本探してもらったのでした。
ここで因みのある余談です。
先の記事のCX2.0ツアー16×19をTTS-IIIver.2化した高2女子の試合分析を添えておきます。
ストロークが飛び過ぎて、アウトを量産しています。
元々高かった1st.サーブ時の得点率が、強烈なエース級化を伴って更にアップしました。
オムニでのスピンサーブのキックが、デコターフ級に高くなりました。
ヘッドの走りが一挙に増えたことが要因と、師弟一致の分析です。
ブラックコード4S125-53ポンドは、吊るしCX2.0ツアーでは程好かったのですが。
夏テンションを考慮しなかったのも追い打ちとなりました。
急に暑くなりましたから。
我慢して手なづけるか? 即張り替えか?
後者としたら、55ポンドか? 56ポンドか?
悩ましいところです。