T-FLASH300 TennisTopia SPEC-Ⅰ ver.2のお客様レビューです。
ご本人の了承のうえ、引用させて頂きます。
《以下引用》
お世話様になりました。
今夜、加入しているテニスサークルで初打ちをしてきました。一言でいうと、「自分がイメージした通りの打球が打てるすごいラケット」でした。
今までは、いわゆる黄金スペックのラケットを使っていました。
スペック1ということで、最初に手にした時には重さはそれほど感じず、ラケットの剛性が上がったような印象でした。
打ってみた感想は、
〇ストローク
今までは、特にフォアハンドでふけてアウトかアウトを怖がってネットというパターンが多かったのですが、このラケットで打つと縦のコントロールが良くイメージした通りの高さで飛んでいきます。横のコントロールも良く、自信を持って打つことができます。また、ハーフバウンドの処理もタイミングが合わせやすく安心感があります。バックハンドはトップスピン、フラット、スライスともに打ちやすいですね。
〇ボレー、スマッシュ
ボレーは面を作ってコンパクトに押し込むタイプです。今までは自分がイメージしたよりボールがフワンと上がってしまうことがありましたが、このラケットでは自分が作った面のとおりにボールが飛んでいくので、安心感があります。
また、スマッシュでは今までのラケットでは振りかぶったときにラケットが軽すぎてタイミングが合わせずらかったのですが、このラケットはラケットがどこにあるのかがわかりやすく、タイミングも合わせやすいです。
〇サーブ
威力はまだ慣れていないのでともかく、コントロール性能が高く、ダブルフォルトがありませんでした。また、重量が適正に増えたおかげか、重さを生かしたスイングができるため、腕の疲労感が少なくなりました。
自分は今5○歳ですが、これくらいならまだまだ振れると思います。次のストリングス交換の時にはスペックアップをしようかな~などと考えています。
良いラケットを作っていただきありがとうございました。
《以上引用》
このラケット、スペックアップしやすいラケットです。
バンパーが特殊な構造ながら、脱着可能なためです。
しかし本件はチューンナップに難航しました。
バンパー&上部グロメットへの加重完了後に障害発生です。
エンドキャップを外したらガッカリポン‼︎
偏心が見つかりました。
グリップ長軸とウレタン長軸がズレているのです。
偏心防止にはウレタン成型時にセンター決めパーツをFRPに装着します。
現在市販品でそれを使っているのはプリンスだけ。
センター決めパーツ装着だけでは不十分です。
それを使うラテスト会でも結構発生していますから。
私は偏心防止のために、金型へのセットの調整に1〜3時間掛けます。
そんな性格のものにつき、チューンナップ事前の偏心検査を欠かしません。
しかし今までテクニファイバーでは未遭遇のなめ、それをつい怠りました。
そのつけが回って、一からやり直しとなりました。
しかし!
このようなレビューが届くと、苦労は吹き飛びます。
昨日は、また東京からTennisTopia SPECご検討のアドバイス付試打を承りました。
ご遠方からのご来店の熱意に、心の中で拍手です!
しかし、このT-FLASH300のお客様のような思い切ってのご購入にも、同様に拍手です!
そして、TennisTopia SPEC愛好家の仲間入りを、心から祝福申し上げます。