お待たせしました。
実は、2017CX2.0の試打はお預けを食らってました。
理由は、公約違反の低スウィングウェイトです。
『280kg:㎠台になります』を公約と呼ぶのは過言?
ですよねッ!
スウィングウェイトは、カタログ外スペックですから。
スウィングウェイトは、prince以外、非公式ですから。
しかし密かに、第二ロットに期待していました。
試打用もそれから張ろうと見送っていました。
しかし、入荷を繰り返しても低い数値ばかり!
「高スウィングウェイト化した」は信じないことにしました。
そこで本日、試打用を張りました。
兼ねてから準備していたTTS-Ⅱと吊るしを同時に。
先にTennisTopia SPEC-Ⅱを打ちました。
一球で、オオーッ!と声を上げてしまいました。
感動しました‼︎
今期のCX2.0はSPEC-Ⅱでも先端ヒット時の衝撃が見事に消えています。
前作のように、マルチである必要は全くありません。
(試打用はポリプラズマ118、52ポンド)
さすがは、バンパー内の振動吸収ゴムの取り止め!
何度も言いますが‥
振動吸収パーツを取り付けてあるラケットは、普通より振動が少ないラケットなのではありません。
そんな物の装着を要するほど振動が醜いラケットなのです。
剛性アップがそれをもたらしたのでしょう。
さしてスウィングウェイトは上がっていませんし、グリップ内蔵ウェイトの位置も変わっていませんから。
その剛性アップはフラットの加速感ももたらしました。
バコンッと深く飛んでいきます。
かと言ってスピン性能は落ちていません。
これなら、スピンのしこりの中に、フラットのウイナーをたくさん織り交ぜられます。
次に吊るしのCX2.0を打ちました。
まあまあいける!
これなら吊るしでも、前作ほどのガッカリは無いでしょう。
しかしです‼︎
SPEC-Ⅱが良過ぎです。
SPEC-Ⅱの次に打ったら、吊るしへのガッカリは必至‼︎
持った感じ、SPEC-Ⅱは軽いです。
吊るしは、先がズシッとします。
打った感じ、衝撃が全く違います。
吊るしは真ん中で打っても衝撃を感じます。
今期からCX2.0のSPEC-Ⅲ化は受注を停止することにしました。
理由は、加重が大変だからです。
しなり系SPEC-Ⅲには、Ⅲに最適のラジカルやプレステージをお選びください。
(高スウィングウェイトの個体が見つかったらプレミアム版としての登場はあるかも?ですが)
しかしCX2.0には、もうSPEC-Ⅲは必要ありません。
今作SPEC-Ⅱで前作SPEC-Ⅲをはるかに上回る性能を手にして頂けます。