CZ100SのTennisTopia SPEC-0→Ⅲを承りました。
この機種のスペック選択画面には0とⅠしかありません。
元スペックが低いため、Ⅱ,Ⅲ化には無理があるためです。
どうしてもとのリクエストにお応えしました。
何が無理って?
仕込むべきウェイト量が半端じゃないですから。
フェイス部はなんとか見てとれないよう仕込みました。
しかしグリップ部がくせものでした。
私的に上限の位置より上まで仕込んでも予測は306mm。
306mmって、超トップライトです。
これなら良いかなと仕上げました。
しかし完成品を振って見て『うん⁇』
小学生が使うには、ヘッドが重い!
320mmでもトップライトに感じるSPEC-Ⅲがあります。
なのに306mmでトップヘビーに感じるわけです。
私が常に言っているアレです。
「バランスは数値じゃない!」
「バランスはウェイトの位置だ!」
やり直しました。
エンド端に集中的に移設しました。
結果は304mm。
2mmで劇的に軽くなりました。
静的バランスのマジックです。
しかし当然と言えば当然です。
ラケットってスロートを中心にギッタンバッコンする道具ではないからです。