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RF01シリーズについて本音

RF01シリーズについてお話しします。
メーカーに忖度して書かずにいました。
しかし、お客様の失敗談をお伺いするうちに、書いておくべきだったと反省するに至りました。

当店はRF01シリーズの発注を取りやめました。
理由はいくつかあります。
私の主観ですので悪しからず!

●プレゼンでのフレーズ!!
正確には覚えていませんが主旨は‥
「フェデラー自身が次に使おうと考えていた」

私に言わせたら‥
「フェデラーが最も使いたくないスペック」
「フェデラーが最も使いたくない硬さ」

フェデラーが選手生命を託した最後のシリーズRF97を、数百本TennisTopiaSpec化でいじり倒した私だから解ります。

『フェデラーも引退するとこんな風に名前を利用されるんだ』と、私は涙が出るほど悲しい気持ちでプレゼンを聴いていました。

●抱き合わせ商法!
真の名品なら大切に販売するはずです。
私がもしこのセットを発注していたら、セットの大半を、入荷と同時に処分価格で放出していました。

すると何が起こるか?
ブランドイメージの崩壊です。
フェデラーイメージの崩壊です。

発注した店舗は各県数店だと聞いています。
良かった!!
多くの店が抱き合わせ品の投げ売りをしなくて。

『敬意を払って発注を取りやました!』
これだけが理由だと言えば綺麗事になります。
しかしフェデラーへの敬意があったことは事実です。

また、こんなに壮絶に抱き合わせにするって、よっぽど売る自信が無いのかと勘繰ってしまいます。

●各店1セットと言っておいて、量販店向けとおぼしきセットの本数は膨大!
これなら量販店は◯◯セット。

売れない抱き合わせ品を抱えて、量販店の膨大な数と張り合いたくはないと、当店は考えました。

WILSONは量販店を頼りにする方針に変わったとの噂を聞きましたが、その噂が本当だと思ってしまいます。

●決定打がスウィングウェイトの低さ!
測定しなくても手に取るだけで、貧相な数値であることが判りました。
この推察が正解であったことはお客様のラケットで確認済みです。
当店はTennisTopiaSpec化できないラケットは基本的には取り扱わない方針です。
このラケットを発注しなかった最大の理由がこれです。

間違ってRF01を買ってしまった方へ。
低めのTTS-0化なら承ります。
高めのTTS-0以上は当店ご購入ラケットに限らせて頂いておりますが、それだけが低めのTTS-0化のご案内の理由ではありません。

それが限界だからです。
軽めに作ったことと空気抵抗を抑えてスリムにしたグロメットが加重を阻みます。

それでもTTS-0化する価値はありますよ!
硬くて飛ばない吊るしが一変します。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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