4月8日の高石市テニストピアフェスティバルRED単の結果はコチラをご覧ください。
英翔(小4)と宗太(小3)はについて考察します。
ふたりは好結果でした。
それで万々歳?
いいえ!
二人ともに、ストロークのアウト傾向で苦しみました。
これは直前一週間続いていた症状です。
原因はYELLOWにあります。
大阪ジュニア,大阪サテライト,民間練習マッチとYELLOWが、直前に集中していました。
YELLOWの、何が悪い?
YELLOWは、言わば過保護の親です。
ストロークの面が上向いていても許してくれます。
サーブの厚いグリップを許してくれます。
ボレーの厚い当たりを許してくれます。
しかし、REDは許しません。
面が上に向いていたらすぐアウトです。
厚いグリップのサーブは、加減しないと入りません。
厚いグリップのボレーは、アウトかパスの餌食です。
REDは、私が子供の頃の、食卓での母に似ています。
『今治しておかなければならないのっ!』
悪い箸の持ち方をしている私の手に、母の手が飛びました。
YELLOWは、私が子供の頃の、食卓での父に似ています。
『ええやないか! 飯の時くらい!』
『楽しく食べれたら!』
私は心の中で、父にエールを送っていました。
しかし今となっては、私は母に感謝しています。
よくぞ厳しく育ててくれたと。
REDは、REDという特殊ワールドのために必要?
いいえ! REDでの実力が真の実力です。
私は、YELLOWでの問題点をREDで治します。
今回、REDはもう一つの良き親を演じてくれました。
英翔は、好きなネットに積極的に出ました。
アウトしがちなストロークに依存せずに。
U10男子決勝では、前大会同様、宗太を一蹴しました。
U10男女混成A級決勝では、宗太は強力なフラットサーブと積極的なネットを展開しました。
英翔は、アウトしがちなストロークでのレシーブやパスを強いられ、宗太は雪辱を果たしました。
ロービングに多忙な私は一切助言を与えていません。
ふたりは、自分で考え、戦いました。
ふたりは、別々の教訓でネットの重要性を学びました。