2月7日(日)、私は愛美(中2)と宗太(小5)の大阪Jr.サテライト深北緑地大会に同行しました。
二人ともに途中で、逆ゾーンのスイッチを入れてしまいました。
愛美は決勝に入ってすぐ、宗太は初戦の2R第3ゲームで。
スイッチの原因は何か?
人間、特に子供の心理ですから、単純ではありません。
しかし新グレシャムの法則「悪貨は良貨を駆逐する」的なことが起こっている可能性を感じます。
「悪貨」は「勝利志向」、「良貨」は「課題志向」。
勝ちたいとか勝てると思った瞬間、あるいは勝てると思ったのに何かにつまづいた瞬間、脳が活動を停止するってことはよくあります。
活動を停止したら、先々への課題なんてすっ飛んでしまい、目先の修正すらできなくなります。
個人レッスンを大量投入している愛美がゾーンに入ると凄いです。
準決勝の愛美はプロ級に変身していました。
反対に難易度が高い技は僅かな異変で絶不調に陥ります。
決勝では凡人以下に変身していました。
宗太も楽勝ペースから、ミスの山を築いて負けました。
本来なら決勝の戦い方の戒めに、賞状を手にした愛美泣き顔を写真に収めてここにUPするところでした。
しかし準決勝の上出来に免じてやめておきました。