REVO-CZ98Dは小学生に適したラケットだと判ってきました。
簡易チューンナップ版CZ98Dを育成小学生に、とっかえひっかえ試し続けました。
軽い目を維持したものでも、好結果を現しています。
基本設計的には名品なのに、軽すぎることが残念です。
おそらく、285gという数値を打ち出したかったのでしょう。
290gや295gではインパクトに乏しいですから。
その犠牲になったグリップ加重を、当店のチューンナップが少し復権させます。
軽くてもボールに負けない‥は言い過ぎです。
軽めでもボールに負けない‥と加重&修正でお薦めできるラケットです。
CZには、一段軽いテニストピアSPECを設定する必要があます。
少し重くしても、十分軽さの長所を享受できます。
ボレーボレーをしてみたら数打瞭然! サッと面が出ます。
サイドライン外に追い込まれた深い球も同様! スッとクロスに切り返せます。
ただここで言えることは
当てるだけのボレー、緩い振りのストロークではあまり飛びません。
カーンと鳴る軽快な打球音に、飛んでいるように錯覚しますが。
言い換えれば
ボレーには理想的なリストワークを要します。
ストロークには理想的な高速スウィングを要します。
※理想的とは運動連鎖に長けたということ
手打ちでもいけるラケットですが、手打ちでは良さを引き出せません。
そのあたりが、初級者向をうたわず、競技ラケットとしている根拠でしょう。
しかし初級者が軽量モデルを手にするなら、他よりこれを選ぶべきです。
オフセンターで打ってもバタツキが無いだけも価値あるラケットです。
さらに付け加えます。
先の記事で、硬く張り過ぎたかも知れないと書きましたが訂正します。
少し加重チューンナップしたら、飛び過ぎが見られます。
引き続き探求していきます。