私がジュニアに絶対薦めるはずのなかった軽量ラケット。
それを今、本校育成ジュニアが手にしています。
REVO-CZ98Dです。
メーカーの言う通り、軽いのにいけるラケットです。
しかし285gは軽過ぎました。
バンパー内とグリップに加重して295g。
そしてもう一本ピッタリに3スペックを揃えました。
しかし追加した一本は先で打つと振動が来ます。
張りたてだからかと2日様子を見ましたがダメでした。
やはりエンドに詰められているシリコンか?
シリコンって、たいていエンド端に入れられます。
動的バランス(swing weight)の高いラケットならエンド端加重が良いケースがあります。
このジュニアのCZ98Dはしっかりバンパー内加重しました。
それでもまだ軽量ラケット。
低スウィングウェイトの場合、エンド端加重はNGです。
がんばって約4gを全摘しました。
3スペックが揃う位置と加重値を精査して鉛を埋め込みました。
翌日打ち比べて、ホッ!
二本の打球感は揃いました。
シリコン注入はグリップのラップを剥がさないと判りません。
元スペックが近いことは役に立たないケースがあるのです。