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【スクール】プロを目指す小1のラケットスペック-2

昨日、前々記事の小1男子にELITE養成小2男子2名を加えて、集中試打コーナーを設けました。
同じヒッティングパートナー相手に、交替でラケットを取っ替え引っ替えラリーです。
意図は、一人の縦の変化に加えて、三人の横の変化を観ることです。

300g未満はフレームショットが多く弾道も不安定です。
試打コーナーを終えてNO.1を尋ねると‥
またもや2人がピュアドライブツアーTTS-IIIを選びました。
その2人がNO.2に選んだのは、ピュアドライブツアー。


バーンFST95の評価が高かったです。
ラジカルMPもノーマルよりTTS-Ⅰが高評価でした。

この子達が重いラケットに高い評価を下すのは納得です。
ボールを良く飛ばすには、ラケットが重いか速いかのどちらかです。
加えて、スウィートエリアに当てること。

軽いラケットは速く振れますが、キッズ, ママさん, 高齢者の特徴は?
速く振る技量の限界が低いため、軽くても速く振れません。
速く振れても手打ちでは、ショットの再現性が低くスウィートエリアを外します。

重いラケットは速く振れなくてもよく飛びます。
遅いスウィングはスウィートエリアに当てやすくなります。
更にキッズには、重いラケットは体全体で打つことを自然にアシストします。

しかし私の出すべき結論は、決してTTS-IIIではありません。
ママさんや高齢者と違って、スウィング速度は現状維持ではないからです。
スウィング速度をどんどん上げてもらわなければなりません。

しかし私の出すべき結論は、決して黄金スペックではありません。
黄金スペック=真鍮(しんちゅう)スペックと力説してきた通りです。
真鍮スペックのグリップライト性は、運動連鎖構築を阻みます。

ならば、私の出すべき結論は‥
G1真鍮スペック機種を、G1のないツアー系スペックにチューンナップ。
または、G1真鍮スペック機種をツアー系一歩手前のスペックにチューンナップ。

折しも昨日、千葉県からお越しの、小3男子のアドバイス付試打かありました。
軽量ラケットから機種変更に選んだのはピュアアエロ。
高めのスウィングウェイトを選び、G1がG0.5程になるレザーへに巻き替え。

それだけなら、グリップライトがより強調されます。
そこは反対に5gUP&イーブンバランス化し、張ってお持ち帰り頂きました。
こんな迅速なチューンナップは初めてです。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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