本校育成コースの中1男子がラケット買い換えました。
CZ98D、TTS-1→Ⅱ→IIIの来歴を経て‥
ピュアアエロVSツアーTTS-IIIです。
ストロークの安定を求めて、Box形状に鞍替えです。
そこで選んだ元スペックは近いものでした。
①320.5g 309mm 287kg:㎠
②320.6g 312mm 289kg:㎠
しかしレザーを開けてビックリ、グリップ内蔵ウェイト!
①はエンド端に5gとわずか。
②はグリップ上部に17gも。
なんでここまで違う?
実はこの機種、グリップ内蔵ウェイトが二本立てです。
FRP仕込み&ウレタン仕込み
②はFRP仕込みが少なかったわけです。
とは言え、こんな上部に加重したらダメでしょう!
どうも作業員には、上目志向と下目志向と癖があるようです。
ひとまず、双方のウレタン仕込みのウェイトを全摘しました。
その上の加重設計で、うまく行く想定が成立しました。
SPEC-Ⅲ 化は、両者の違いを飲み込めました。
吊るしのままでは、近似スペックながら別物でした。
数値だけを信用したらダメですよ。
手がまだ小さいため、バボラの太めG2は大き過ぎます。
しかし元スペックの関係で、TTS-IIIにはツアー必択です。
そこでyyの極薄カスタムシンに巻き替えました。
仕上りは、335.9gと336.0g、静動的バランスはピッタリ。
ウェイト移設と軽量レザーの相乗効果で静的バランスは低め。
おおっ‼︎
TennisTopia SPECの「重いのに軽く感じる」が顕著です。
これで大阪ジュア予選裏街道脱却を!