今年もたくさんのラケットをチューンナップしました。
その仕事納めはプロスタッフ97RFTTS-IIIver.2＋αです。
グリップ内蔵ウェイトを摘出し、本革をシンセティックに替えても、やはり通常のTTS-IIIver,2より3.5gオーバーしました。
しかし、張上りを手にしてみて全然重く感じません。
“自分もこれで打ってみたいっ！”
そう思います。
そう言う私。
最近のマイラケットは、ピュアアエロVSTTS-IIIver.2です。
試作の臨時加重品のため見栄えは悪いです。
臨時加重だからか、どうもしっくり来ませんでした。
しかし、多忙さに流されていました。
それをグリップへの加重をわずかに減らしてみました。
そうした一昨日から絶好調です。
お客様の中には低静的バランスファンがいらっしゃいます。
そこで浮気心で通常より2mmだけ下げてみていたのです。
静的バランスからみたら、動的バランスUP過剰？
テニストピアSPECは、そう思われなくもない数値です。
しかし数値に表れないイーブン感覚があります。
このプロスタッフ97RFも元スペックより動的バランスも静的バランスもアップしています。
なのに張り上げてすら、トップが重く感じません。
この3〜4g超えのプロスタッフ97RFTTS-IIIver.2＋α。
奇しくも吊るしの平均スペック340gと同じ重量です。
しかし吊るしとは全く別物です。
これはひとつの地位を確立する予感がします。
