こんなチューンナップは受けたくありません。
27.5inchロング化&3スペック指定。
ロング化後のスウィングウェイトはスペーサーを挟んで測定します。
しかし完成値は予測値から3kg:㎠程度は簡単にずれます。
重量と静的バランスのアジャストは雲をつかむ話です。
次の項目はぶっつけ本番です。
元ウレタンと再成型ウレタンとの重量差。
摘出内蔵ウェイトの有無。
加重ウェイトの位置と量。
更にウレタン再成型のぶっつけ本番が待ち構えています。
金型ヘの流し込みと漏れの管理は普通5gはバラツキます。
果たして、この二本の完成値の希望値との差は‥
①0.4g 1mm 0kg:㎠
②0.1g 1mm 0kg:㎠
元がTennisTopia SPEC-Ⅲだったため、元スペックを揃えていたため実現できました。
とは言え、蓋を開けてみたらFRP一体成型の内蔵ウェイトの位置が結構ずれていて、最初のTennisTopia SPEC化にも苦労したラケットです。
今回のチューンナップも同様の苦労がありました。
更にこの二本、スマートセンサー対応加工とスマートセンサー脱着時の静的バランス不変化加工済エンドキャップ仕様でした。
スマートセンサー脱着時にロング化部分が目に入ります。
写真公開しませんが、ゴミ除去ルートを美観を追求して確保してあります。
ご本人のみに、眺めてほくそ笑んでもらえる構造です。
それらを考えると、この仕上がりは神ってると思います。
このチューンナップは自分のスキルを磨くために承りました。
常時承るものとは思わないでください。