ピュアドライブツアーTTS-Ⅲ大実験-2で書いた使用感は最大値ではありませんでした。
静的バランスを下げ過ぎでした。
軽いラリーでは満足していたのですが‥
高3選手育成コース生とのラリーで判りました。
エンドキャップ直近から2g減量してみました。
その分、レザー止めバンドを復活しました。
同上のラリーで、改善を認めました。
しかしなぁ‥
高静的バランスだった時の加速感が懐かしい!
エンド端加重とテニスセンサーが相まって、静的バランスを下げ過ぎているはずです。
しかしなぁ‥
エンドキャップを外す手間すら惜しい!
お客様のチューンナップが殺到しているからです。
それとなぁ‥
エンドから摘出する数gをどこへ持って行くべきか??
TTS-Ⅲは336gと決めているからです。
当初は、グリップ上部の鉄板が憎っくき敵でした。
だから、静的バランスを極限まで下げてみたかったのです。
しかし、やり過ぎてこそ、よく解る!
そういうものです。
お客様は、こんな風に再調整と試打を繰り返せません。
だからこそ私は、実験を積み重ねる必要があります。
再調整の相談メールでの一言と、ノウハウと術式とがうまくリンクするように。