2023/01/28はMUFG大阪予選でした。
テニストピアからは3人出場しました。
辻田愛美(高1)
反甫英翔(中2)
吉本楽(小5)
克明に試合分析をしたのは育成コースの英翔だけであり、愛美と楽は観れたというレベルです。
もちろん英翔については、分析から得た物はたくさんあります。
しかしこの3人を見比べて得た教訓も大きかったです。
愛美は昨年末から腰を痛めており、ラリー練習や実戦練習は極少に留め、ひたすら球出しによる個人レッスンにシフトした日々を送りました。
そのかわりに投入した個人レッスン量は絶大です。
結果はどうか。
徹底した球出しで技術的問題点を排除した愛美のパフォーマンスが他の2人より格段に優れていました。
愛美は年下ながらストローク能力の極めて高い相手に素晴らしいストローク戦を展開しました。
サーブを全力で打てないことが祟って、タイブレークで惜敗しましたが。
そして技術的に課題を積み残して大会に臨んだ英翔と楽は、きっちりその部分がブレーキになっていました。
世間は、ラリー練習や試合練習が大事だと思っているでしょうね。
しかしそれは違います！
最も大切なことは、個人レッスンで入念に技を磨くことです。
最も悪いことは、技の課題を治さずに実践練習でそれを固めることです。
そのことは、私は長い指導歴から十分認識しているつもりですが、あらためて強く認識した一日でした。
