ピュアストライクツアー二本揃えとエンドキャップ交換のオファーを受けました。
しかし、このエンドキャップは純正ではありません。
スマートセンサー対応です。
某社のエンドキャップを装着しています。
なのに、なぜBABOLATロゴなの?
ロゴのすげ替えくらいチューンナップ技術の難易度く比べたら「屁ー」です。
さらにこのフタ、裏技が施されています。
フタの総重量を10gに加重してあります。
それがなぜ10gなのか?
センサー8g+アダプター2g=10gに合わせました。
出っ張るか?面一か? の差はあります。
その差を補正する術はあるはずながら、ひとまず統一しました。
さらに、グリップ内蔵ウェイトを7〜10g摘出しました。
エンドキャップ増量分7.4gを考慮してです。
これもグリップ内とエンド端の差はありますが、ひとまず統一しました。
エンドキャップの寸法差による長さ違いも、前記事同様のプレートで補正しました。
ヨネックス営業マン曰く。
『これをつけてもスウィングウェイトは変わりませんよ!』
私曰く。
『あほか!』(口には出していません。心の叫びです。)
誰の知識の受け売りか知りませんが、馬鹿なことを言ってくれますわ!
多くの営業マンは、スウィングウェイトと静的バランスの関係なんて理解できなくても務まります。
多くのお客様が、スウィングウェイトと静的バランスの関係なんて理解していませんから。
スウィングウェイトが同じでも‥‥
静的バランスが違ったら、全く別物です!!
重量が違ったら、全く別物です!!
このお客様はセンサーをつけたままの練習や試合をしたいとのことでした。
それならば、ここに書いたことの内、ロゴ以外は必須項目です。
なお、このセンサーはラケット名を登録することになっています。
しかしピュアストライクツアーは門外です。
よって近似のラケット名で登録する必要があります。
登録しても正しいデータが採れるか分かりません。
その点はあしからず!
このお客様、当店併設のスクールの生徒さんです。
ここまで良い仕事をやったのですから、追跡調査に協力してもらうつもりです。