ファントムグラファイト100(2025)TTS-Ⅲのお客様レビューをご紹介します。
《以下引用》
エンジョイ系サークルで6時間、競技系サークルで2時間ほど使いましたので、感想を伝えたいと思います。
今までもプリンスファントムグラファイト100(2020)TTSⅢを使用しており、TTSⅢならば4モデル目になりますので、違和感なく使い始めました。
今回、2025を2020と同じファントムタッチを52ポンドで張ってみました。
2020は打感が柔らかく一瞬掴む感じがあって良いのですが、掴んだ後弾かないというか、インパクトのエネルギーがロスしているような感覚がありましたが、2025は弾きが良く楽に飛んでくれます。
当初フォアのフラットドライブの収まりが悪く、ジャストアウトが多かったのですが、よりスピンをかけるスイングを意識しアジャストしたら安定したボールが打てるようになりました。
サービス、ボレーも安定感はそのままで威力が増し、今までより楽に相手を押し込めるようになりました。
やっと届いたボールをロブで返球する時など、2020より飛んでくれるので浅くならずに済み、楽に粘れます。その性能に大変満足しています。
打感は2020よりは若干固いですが、自分としてはこれくらいの方が弾き感も含め合っていると感じました。
2020は、比較してみるともっと弾くストリングスの方が自分には良いかなと思い、今ナイロンマルチも含めて研究中です。
また、張替の時にはよろしくお願いします。簡単ですが、感謝の気持ちを込めて返信いたします。
《以上引用》
プリンスのお家芸「テキストリーム」との組み合わせが「トワロン」から「ザイロン」に変わりました。
ザイロンは、しなりはあるが捻れを抑え、振動吸収性が高いが高い打球音をもたらす素材です。
私は、しなりやホールド感とTTS-Ⅲ化のしなやかな球伸びは、前作から継承されていると感じます。
新旧のRA値を測っても差は出ないので、しなりに変化はないのでないかと思います。
しかし捻れにくくなったことで、硬くなったと感じるシーンはあるはずです。
ワイパースウィングで面の横幅を最大限に使う時や、オフセンターヒット時などは特に。
しかし不用意に上に飛び出さない安心感とトレードとして歓迎すべきことです。
打球音高揚は硬く感じる要素でしょうが、叩き甲斐を高めてくれて、打球速度UPに繋がるはずです。
現実的か感覚的かは不明ですが、前作にあったもっさり感が改善していると私も感じます。
TennisTopiaSpecとして名品度が一段上がったと思えるラケットです。