当店はテンションロスを最小に張り上げております。
ズルズル滑って張っている店と比べたら硬いです。
また、ピュアアエロなどは他店では、ほとんど丸く変形して張られており、張り機から外した瞬間3ポンドや5ポンド低く張ったのと同じくらいに、ガクンと緩んで張られています。
《他店で張られたピュアアエロ》
かなり上部が膨らんでいます。
横糸がゆるゆるで、張り機から外した瞬間膨らんだのです。
直角定規を当てたら、一目瞭然です。
このラケットは全長が681mmしかありません。
「横に膨らむ=縦に縮む」ですから当然です。
こんな風に変形張りされたラケットは折れやすくなります。
大人が縦に乗っても、ここまで縮みませんから。
また、硬さも5〜6ポンド相当低いのと同じです。
そのような店と比べたら、当店は硬いです。
細長く張り上げない限り、ラケットは硬過ぎは発生しません。
もし、硬過ぎた場合は他店が緩いのです。
※張り機の荷重が適正である前提です。
また、しばしば横糸を指定されるお客様がいらっしゃいます。
変形させて張って欲しい場合は、ご指定ください。
原形どおり張って欲しい場合は、指定しないでください。
そのことは、以前にこちらに書いております。
なお、横糸のポンド数は企業秘密です。
苦労してその設定を研究していますから。
て、言うか!!!
お客様『横糸を◯ポンドでお願いします。』
店『はい、かしこまりました。』
そのような店は、存在してはならない店です。
昔から‥
お客様は、張りの硬さは縦糸のポンド数で指定するものです。
店は、原形通り張る責務を、横糸の張り方に課せられるのです。
当店は1mmも変形させないことを謳っています。
98%の機種は変形0で張上ます。
※へたりや変形張り歴のあるラケットは変形しますが。
しかし、2%の機種については‥
「1mm未満は1mmも変形させないに抵触しない」
との憲法解釈をしております。
旧ピュアアエロや旧ピュアドライブや新Eゾーンは2%に入ります。
旧ピュアアエロなどは、張り方探求の旅は長かったです。
発売から一年は、1mm以内の1mmに近い変形は、征服不可能でした。
捨て張りは、百回以上繰り返したはずです。
試打用を張っては切り張っては切りと、実験しました。
そうやって今では、1mm近い変形も、完全制覇しました。
(余談ですが、EゾーンはEゾーンDRからしたら明らかに改悪です。社長の鶴の一声で四角くしてしまったとの噂です。そのために変形0は絶対不可能です。大坂なおみのEゾーンの中身はDRらしいです。このラケットは他店では3〜5mmの変形は日常茶飯事ですが、当店では1mm未満の変形は生じます。また、へたりとともに増える恐れはあります。)
滑って張っている店に慣れた方には、硬いはずです。
丸く変形させている店に慣れた方には、硬いはずです。
写真のラケットのフレーム上部を押したら、ブヨブヨです。
これではボールをつぶせません!
半径の二乗でパワフルで、なおかつ硬い、トップ寄りで球をつぶすからこそ、スピンがよく掛かるのです。
ゆるゆる基準で、張りが硬いと言われても‥
ブヨブヨ基準で、フレーム上部が硬いと言われても‥
それは当店にとっては、褒め言葉です。
皆さんは、こんな風に変形して張ってくれるのは好きですか?
当店併設スクールの小4の英翔は、最近飛び過ぎるからと旧ピュアドライブを51ポンドに上げました。
小4にして、本当の51ポンドを知っている子です。