「TTS-Ⅰの張り替えを依頼するので打球テストをしてもらえますか?」と打診がありました。
「そういうのはやっておりませんが‥」
と返答をし始めて‥
”それもありか!”
と途中で思い直しました。
事前打球テストの結果、低静的バランス症候群の傾向を感じました。
よってTTS-Ⅰ+αへの変更をお薦めしました。
この場合、張り替え前なのでグロメット下に加重できます。
※TTSのグロメット下への微加重は1,100円
しかし張り上げ後の打球テストでは不快な重さを感じました。
これはスウィングウェイトUPが原因でないことは経験で解っています。
犯人はFRP一体成型ウェイトの位置です。
摘出オプションをお薦めすると、快諾を賜りました。
快諾はご提案のし甲斐があります。
「なぜ事前に判らなかったのか?」
とクレームを頂戴する危惧もありますから。
張り上げ後に再度打球テストを実施しました。
FRP一体成型ウェイトの摘出をすると低静的バランス症候群発症の危惧が的中しました。
レッドテープのフレーム外貼りが追加となりました。
結果は全て良好となりました。
持ち感,振り感が軽快です。
それでいて打球の伸びがあります。
不快な振動もありません。
こんな好結果がもたらされるなら‥
張り替え時の打球テストもメニュー化すべきだと痛感しました。
ただ3回も打球テストを要するとなると550円に収めるのはコストに見合いません。
適切な料金設定を考えてみます。