関西小学生の会場で、コーチ二人と挨拶しました。
『熱心なコーチだな』なんて、私は思いません。
『コーチとしての最低条件を死守しているんだな』と、思うだけです。
きっと先方も・・・
本校父兄は、他校父兄から『テニストピアの子はコーチが観に来てくれてうらやましい』と、よく声をかけられます。
確かにコーチの大会同行は容易ではありません。
稼ぎ時の土日に穴をあけるわけですから。
低年齢ジュニアなら一層、上位ジュニアの指導に穴を開けられませんから。
しかし父兄の分析とコーチの分析には大差があります。
正反対の評価を下す場合も珍しくありません。
教えっぱなしで本番を把握しないコーチは、いくらスクールできっちり指導しても、戦績至上主義コーチと同類だと、私は思います。
鍛えっぱなしで、本番を把握しないコーチは、いくらスクールできっちり数値管理しても、机上の理論家と同類だと、私は思います。
6,000円の同行費をケチって、的外れな3日間のレッスンに1日2,000円払って満足する父兄は本校にはいません。
6,000円の同行費をもらって、2万円のレッスンに穴をあけたら生計が成り立たなくなるとしたら、そんなコーチ業なら、私はしがみつかずに、さっさと廃業します。
また、我が子のレッスンをキャンセルして同行したコーチを恨む父兄も本校にはいません。
なぜなら同行で得たものが、フィードハックされて我が子の指導に活かされることをよく解っているからです。
『同行無くして上達無し!』の法則は、絶対です。