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【スクール】悪解は良解を駆逐する

私は”朝の連続テレビ小説”を欠かさず見ています。
それに続く”あさイチ”も流れで見てしまいます。
その中の”スゴ技Q”はタメになります。

しかしこの三択クイズって見方がくせ者なんです。
一生懸命見ていると、回答者の不正解の見解が記憶に残ってしまうのです。
日が経つと、どれが正解だったか判らなくなってしまうことがあります。
だから私は、回答者のコメントは聞き流すようにしています。

このことが、テニスの何と関係があるのか?
それは「同行無くして上達無し」
なんでもテニスに結びつける奴です! 私って。

誰でも試合後、反省します。
負けた試合は特に、敗因は何だったのかと。
この時、自分なりに一生懸命考えますよね!

この時出した間違った分析が、結構記憶に残ってしまうのです。
それを親に語れば、声に出したことが自分自身に伝言ゲームのように印象付けます。
翌日コーチに語れば、その声が印象の上塗りをします。

先日、駆け出しジュニアが前日の大会の敗因を語りました。
『チャンスボールをドロップショットしたのが間違いで強打すべきでした』と。
もちろん、消極的な空気の象徴として正しい反省だったかも知れません。
しかし、ドロップショットは正しい選択だったかも知れません。

私は、そのシーンがいくつあったのか、それより1st.サーブの入りやダブルフォールトや、レシーブがどうだったのか、に目を向ける質問をしコメントしました。

しかし、それは所詮、”百聞不如一見”の百分の一に満たない評価です。
更に、ジュニアは百も雄弁に語れず、十を語るのが精一杯です。
コーチの”一を聞いて十を知る能力”を発揮しても、分析は一見に遠く及びません。

『コーチのコメントなんか、見てない百聞やんか!』と軽視することはないにしろ、スゴ技Qの不正解者のコメントのように、コーチの分析より間違った自己分析が深く記憶に刻まれてしまう場合があるのです。

更にそこに、見当違いな親の采配や分析が加わっていたとしたら最悪です。
生兵法は大怪我の元です。

試合直後に理想的な反省をもたらされ、次のラウンドに反省を実現する努力を促され、その試合後再び理想的な反省をもたらされ・・・その翌日からの中長期的な練習に活かされるコーチ同行とは、天と地の開きがあります。

“同行無くして上達無し”
上達無しは、上達皆無を意味するものではありません。
しかし、地域の、日本の、世界のライバルの上を目指す選手には不可欠です。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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