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【ショップ】GXTラジカルPRO TTS-Ⅲお客様レビュー

グラフィンXTラジカルPRO TennisTopia SPEC-Ⅲのお客様レビューが届きました。
プロプレーヤーズキャップ(フルキャップグロメット)版です。
ご本人の承諾の上、引用させて頂きます。

《以下引用》

先日、HEADのグラフィンXTラジカルPROのテニストピアSPECⅢを受け取り、一ヶ月近くたち、ようやく慣れてきたので感想を送らせていただきます。

まず、総合的には満足しております。
ラケット自体の特性も、気に入りました。
前のWILSON BLX SIXONE95よりもフレーム剛性を感じ、芯をくった時の快感?はやはり良いです。
「しなり」に関しては、あるのか無いのか分からないですが、違和感も無いし、好きな感触です(しなりのほとんどないラケットを使ったことが無いので…)。
あと、面は95→98で大きくなっているのですが、ガットが交差している面積は一回り以上小さいのは面白いですね。
前のラケットは面のどこで打ってもそこそこの球が行きましたが、ラジカルは意外と狭いスイートスポットで打つ必要があり、良い練習になりますし、そこで打てば質の高い球質になりますね~、気持ち良いです。

バランスなどに関しては、前のラケットを10回に渡りチューンナップして頂き、割と自分の思い通りのラケットのなったと思い、割と満足していたわけですし、3スペックだけで言うとテニストピアSPECⅢと比較的近い状態になってたはずなのですが、バランスの妙?というか、今回のラジカルを持っただけで、動的バランスの高さと、重いけど軽い、というものを実感できました。

実際打ってみると、最初は動的バランスの高さに慣れませんでしたが、慣れてくると非常に強い球質の球が打ててきました。
また、慣性力によるラケットダウンが、多少無駄に力が入っていてもスムーズに起こるのが実感できます(フォア、バック、サーブともにです)。

また、HEADの扁平エンドキャップは私にあっているようで、グリップを3にサイズアップしたのと相まって、ボレーが非常にやり易くなり、非常に良い感触です。

ただ、慣性力によるラケットダウンが、100%のショット(ファーストサーブとブッ叩くフォア)では今一つ起こりにくいように思います(「力が入り過ぎ」と言えばその通りなのですが、私にとっては「必要なだけの力」なのですが…)。

ですので、もう少しスペックアップしたラケットをもう一本作って頂きたいと思っています。
ラケット総重量346g(SPECⅢ+10g)ぐらいで、SPECⅢの延長線上にあるものが欲しいのです。ある意味、テニストピアSPECⅣとでもいうものになるのではないかと思います。
ラケットは前回と同じくグラフィンXTラジカルPROのフルキャップ(次はオレンジ)を想定しているので、前回のお話しからすると、可能なのではないかと思いますが…。

《以上引用》

この結果、346g版をご注文頂きました。
一般的グロメットのラケットなら、一部の機種を除き、お断りしているところです。
フルキャップ版なら、加重の自由度が高いため、可能です。

10gアップをどこに割り付けるかがキーです。
お客様はTennisTopia SPEC-IVと表現して頂いていますが、任意スペック化となります。
TennisTopia SPECと名付けるのは、十分検証を加えたラケットだけです。

こういう場合、お客様に動的バランスと静的バランスを指定して頂きます。
そして、スウィング感と打球感は自己責任でお願いします。
しかし、何度も付き合いしているお客様ですから、数値のご相談に応じました。

ミニ検証も加えてみます。
なぜミニなのか?
私にとって検証とは、ジュニア育成段階での実使用の実績を基礎としたものを指しますから。
その上で、機種ごとに加重位置を打球テストを繰り返して確かめたものを指しますから。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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