クラッシュ試打用にNXTを45ポンドで張っでみました。
衝撃が消え、しなりが活かされました。
やはりマルチ45ポンドあたりがお薦めです。
長軸方向の柔らかを最大限に活かすには、40〜45ポンドもありです。
これって、BABOLAT新型張り機での数値です。
硬めに仕上がる張り機なので、そのせいもあるかも知れません。
硬めに仕上がる理由は、テンションロスが皆無的であること。
この張り機にこそTRUE TENTIONの名前を付けたいほどです。
クラッシュの一般通販のご発注に55ポンドとかのご指定があります。
もちろんテンションを下げるご提案のメールは差し上げます。
しかしTennisTopia SPECのお客様のような深い繋がりがないため、どこまで伝わるか不安です。
以前、ピュアアエロで張りが硬過ぎたとの酷評を書き込まれたことがありました。
当店は硬く仕上がりますよと、丁寧にご説明したのにです。
いつも張っているのが、よほどテンションロス満載の店だったのでしょう。
しかしその店も、『ボーっと張ってんじゃねえよ!』とチコちゃんでも叱れません。
自称50ポンド実質40ポンドってな張りが蔓延している世の中ですので。
BABOLAT新型張り機で張れる機種はまだ1%以下です。
当店は新しい張り機導入の度に、張り方の開拓には石橋を叩きます。
しかしこの張り機はマニアックで、かなり手こずっています。
加重とストリングの固定には神経を使いません。
しかしフィクサー系には実に繊細な感覚を要します。
開拓してしまえば張りの再現性は最高レベルの張り機ですが。
この張り機を簡単に張れると言っているとしたら初級店だと断言します。