左:2013アエロプロドライブ後期モデル 右:2015ピュアアエロ
ピュアドライブとアエロプロドライブは2013年モデル途中、グリップ部のFRP構造が変わりました。
バボラプレイのセンサー内蔵スペースを確保するためです。
2015年モデルで、ピュアドライブは新構造をキープしたのに対し、ピュアアエロは旧構造に戻りました。
どうやらピュアアエロは、バボラプレイとは設計を切り離した模様です。
旧構造には、製造段階でグリップにウェイトを組み入れやすいメリットがあります。
それは、我々ラテストグループにとって重量バランス調整しやすさとイコールです。
テニストピア方式の、ウレタン部分加工によるウェイトのピンポイント加減も容易です。
フレームトップ部は、バンパーのスリム化が過度の加重を阻みます。
しかしグリップの内部構造は、ウェイトの増減を容易にしてくれました。
ここで、結論です。
295kg:㎠以上の動的バランス(swing weight)を望まれる方は、10月末発売のピュアアエロツアーにするべきです。
バボラは重いモデルは、ちゃんとスウィングウェイトも大きく、軽いモデルはちゃんとスウィングウェイトを小さめにしてありますから。
当店はツアーを数多く発注してありますが、その甲斐がありそうです。
330gピュアアエロツアー、340gピュアアエロツアーのテニストピアspecピュアアエロツアーを提供できることを、手ぐすねを引いて待っております。
軽いピュアアエロの、ツアー手前の控えめスペックUPのオファーを何件もこなしております。
ツアーだと少し重すぎるかなと思われる方には、元スペックを精査してセレクトして、無理のないチューンナップを実施しております。
バボラの提供を受けているコーチゆえ、バボラ記事が多くなりますが、他メーカーのチューンナップも多数こなしております。
数をこなす度に、心技がどんどん向上します。
心とは‥スペックの数値とプレイの密接化
技とは‥スペックと加工技術の密接化
です。