今日、江坂TCでBSラケットカスタマイズの販売店向試打説明会がありました。
今後、この種の試打会がユーザー向けに全国展開されるとのことです。
対象機種は以下の6モデル。
カスタマイズは、次の四つのパーツの組み合わせからなります。
①＋3gの重量バンパーへの換装
②＋2.5g×2のサイドグロメットの装着
③＋5gの重量グリップパレットへの換装
④＋3g＋0.25inchの長尺グリップパレットへの換装
今後展開される試打会の手順はこうです。
①加速度センサーをシャフトに貼り付けたラケットで素振りをする
②推奨モデルと推奨カスタマイズがタブレットに提示される
③推奨モデルをノーマルを含む三種類打って、トラックマンて解析される
④推奨品が良かったでしょっと結論(そう都合良く行かない場合もあり)
問題は約三つあります。
素振りの解析の緻密さに反して、結論との間が飛躍があり主観的かつ営業的です。
(ワイパーをしていたらVXとか、フェイスが開いていたらカルネオとかとのこと)
スペックアップの数値の段階が大き過ぎです。
(当店のチューンナップは0.5gの差を大切にします)
解析の緻密さに反して、カスタマイズは相対的で絶対値は提示されません。
(元スペックにバラツキがあるから、提示できないのです)
しかし、BRIDGESTONEは”スペックアップの宣教師”となります。
チューンナップの必要性を力説している私達には、歓迎すべき姿勢です。
カスタマイズパーツの販売とカスタマイズサービスの提供は、市販モデルが軽過ぎることを雄弁に語っていることになりますから。
本来なら、300g,310gだけでなく、315g,320g,330gを発売すべきなのですが。
それをせずに、パーツの販売でしのいでるのは残念ですが。
グリップサイズを簡単に変更できることは朗報です。
0.25inchロング化が簡単にできることは朗報です。
高額なウレタン再成型を要しませんから。
※現段階では販売店加工は見送られ、メーカーへの依頼を要します。
いづれにせよ、一部のマニアの特権であったチューンナップが一般化するかも知れません。
そうなれば、一部の専門店のチューンナップの需要を増大させることになります。
この日、付随で今月末発売されるTFightの試打が提供されました。
しなり系のTFlashにシャープな弾きが加わった感じで良かったです。
265,285,300の構成で、日本では315が外されるのは残念です。
BRIDGESTONEカスタマイズとは矛盾するようです。
仕方がないので、当店は300だけ展開し、チューンナップで対応します。
