今年の私も、スーパージュニアは首にIDカードの無い観客です。
ポイントの貯金無くエントリーして出れる望みはゼロに近い大会ですから仕方ありません。
今日は、これへの出場を夢見る、出遅スタートの小6男子を連れて行きました。
二人並んで、現状の自分達には過剰品質な勉強を積み重ねました。
上っ面だけ見渡せば、どのコートも同じに見えます。
しかしじっくり観ていけば、それぞれに宝の宝庫です。
iPhoneにしっかり収めて帰りました。
少しだけ親交のある審判員さんが、休憩時間に私が関心高く観ていた上の写真の選手の試合を観戦されていました。
私と同様に関心を持たれたかのかと思い尋ねてみました。
そしたら‥‥
先輩格の審判員の主審ぶりを見学していたとのこと。
びっくりぽんでした。
さすが!と思いましたが、それは言いませんでした。
私が教え子が出ていないからこそ靱に通うことと、その方が主審の担当の合間に主審の勉強をすることは、自然なことなんだろうなと瞬間的に思ったからです。
なので『視点が違うんですね!』とだけ言いました。
そして「おんなじや!」と隠れてニタッと笑いました。
しかし足の長い人種がこぞって、大きなスプリットステップから2歩で移動し、アジャストメントステップを廃して、打ちながら戻るモーグルステップをこなし、高い球の強打は当然こととして低い球のライジングもこなし、遠い球はスライディングとスライスを駆使して、しかも裕福でコーチを帯同して世界を回るとするなら、日本人は何を追い求めていけば良いのでしょうね。
飛び切りの身体能力とメンタルの持ち主がテニスを選んでもらうしかなさそうです。
それ以外のジュニアは、全国優勝や、高校日本一や大学日本一を目指してワイワイやるしかないのかも知れません。