バンパーをポチポチとはめ込む、BABOLAT初期のピュアコントロールMPチーム＋です。
G3→G2PU再成型とスマートセンサー対応化の同時加工を承りました。
当初、レッデテープ武装品のスペックにPU再成型の方を合わせるオファーでした。
先の記事を読まれて、スマートセンサー装着時のスペックを合わせたいとのこと。
そうなれば、ご自身のレッドテープ加重位置はふさわしくありません。
モデルもいじる必要を説いて、ニ本揃えに変更となりました。
ハイスペック機種はエンド端にウェイトが内臓されています。
よって、エンド端外の9.9gものセンサーによる異常バランス変調を調整できます。
ピンポイント摘出までこなす私には、PU再成型なら摘出の自由度は格段に高いです。
とは言えポリウレタン成型は難関です。
主剤,硬化材の量, 攪拌時間、攪拌コップ残留量, 金型からの流出量を入念な計算を要します。
ほとんどの場合、計算と仕上がりの重量差2g以内の精度を身につけています。
旧ロゴを再生させたフタもピッタリはまります。(写真右上のラケット)
見栄えだけではありません。
そのフタの裏には、スマートセンサーと同じ重さに、ウェイトを仕込んであります。
よってセンサー装着時とフタ装着の差は、0.0g差、1mm差。
※エンドキャップ端での静的バランスです。
これは単純に〔フタの重さ＝スマートセンサー〕としてもダメです。
グリップ内臓ウェイトの位置と荷重を調整してこその結果です。
《ご注意》
スマートセンサーは機種を登録する必要があります。
非対応品を対応化をした場合、似た機種を選択して頂くことになります。
データが正確か否かは自己責任でお願いしております。
《警鐘》
スマートセンサー対応品でも、カチッと付けるだけなら超異常バランスになります。
そんな、ラケットでいつものプレイはできるわけがありません‼︎
すなわち、いつものテニスを分析していることには全くなりません。
対応品ならシステムは正常に働くでしょう。
しかし身体は正常に働きません。
スマートセーサー対応品も、重量バランス調整する必要がメチャクチャあります。
でも、多忙ゆえ新品や新品近似品持込みの重量バランス調整は中止しております。
この先ずっと中止は続くと思います。
重量バランス調整する可能性を見込める方は、当店で購入しておいてください。
当店ご購入のラケットは、新品からでも後からでも、いつでも承ります。
