メーカーはSラケにはポリエステルガットを薦めています。
スピンに際してスナップバックしやすいことを理由に。
私は、先の記事に書いたとおり、スナップバックには懐疑的です。
そんな私も、最初の縦糸のズレにはスピンへの効能を認めています。
よってポリガットには賛成で、当ジュニアに初回それを薦めました。
更に、メーカーはハイブリッドガットも薦めています。
私も、当ジュニアに次の二つの理由で、2回目にそれを薦めました。
( 縦糸:ブラスト1.25mm 横糸:アディクション1.30mm )
1.編込みカーボンの割に硬くなったブレードSの打球感改善に。
2.縦糸の交差点の縦糸の早期の摩耗対策に。
結果は予想通り
1.好結果をもたらしました。
2.横糸が縦糸に負けてくれて、縦糸の摩耗を低減してくれました。
しかし1週間後
弱い横糸は強い縦糸のズレと復元にしごかれて、交差点の横糸に凹が発生!
それは縦糸を捕捉してズレを抑制します。
ズレかズレの復元かの議論は別にして、張りたて時の感動的なスピンは不発となりました。
種々の組み合わせを試さない内に、結論は出すべきではありません。
しかし、Sラケにはハイブリッドは不向きである可能性が浮上してきました。
検証を続けます。