プロスタッフ97TTS-Ⅲお客様レビューを、ご本人の承諾のうえご紹介します。
《以下引用》
プロスタッフ97 v14のテニストピアスペックⅢを購入する際、丁寧にご相談にのっていただき、ありがとうございました。
実は吊るしのプロスタッフ97v14を持っています。
この吊るしのプロスタッフの前がアシストのあるラケットであったため、前のラケットより飛ばない、プロスタッフの嫌な重量感?先重り感?があり、グリップヘビー(トップライト)にするため自分で色々と調整をして使ったのですが、納得いく調整が出来ませんでした。
ただスイートスポットに当たった時の気持ち良さは歴代ナンバーワンのラケットであったため、テニストピアスペックに興味が湧いたのです。
テニストピアスペックのラケットが届き早速素振りをしたのですが、素振りの状態で重量がアップしているのに、吊しの時に感じられた先重感がなく、普通に振り抜きやすいく、素振りだけで、驚くレベルです。
2回レッスンで使用した感想です。
まず、実際に打ってみると、打感がよく、打球の伸びを感じ、また、スウィートエリアも広くなったような感じがしました。
吊るし時にあったスウィートエリアを外した時の嫌な感触がなくなってます。
吊るしのラケットとガットが違い完全な比較は出来ませんが、テニストピアスペックはいい意味で別物のラケットです。
テニストピアのラケットに慣れてない部分があり、もっと使い込み、自分のものにしたいと思います。
テニストピアスペックを購入される方は注意してください。
職人さんが作るラケットを経験すると今後、吊るしのラケットに戻れなくなりますよ。
《以上引用》
リクエストは次のとおりでした。
・TTS-Ⅲ+αのαを高めでご一任
・WILSONプレミアムレザー仕様
・エンド膨らませ加工
私はαを5kg:㎠としました。
打球テストの結果は、そのままで良い仕上がりでした。
プロスタッフ97V14は、形状から受けるイメージとは異なり、シャープな弾きのあるラケットです。
それに期待された方は高評価を下すのでしょうが、カンカンとした硬い打感にガッカリする方も多いのではないでしょうか。
それがTTS-Ⅲ化でホールド感豊かなラケットに変身し、明らかに向上したスピン性能と球伸びを手にすることができます。
ここで重要なのは、+αとのマッチングです。
わずか1か2kg:㎠の違いで、このレビューのように即気に入って頂けるラケットになるか否かの運命が分かれます。
打球テストはTennisTopiaSpec革命をもたらしました。
よくぞこのサービスを始めたものだと自分を褒めたいと思います。
最近ではどの機種にどのストリングを張る場合、+αをあらかじめどの程度に設定したら良いかのノウハウも蓄積したため、打球テスト後のレッドテープ外貼りはしなくて済むケースが増えました。
本革仕様では、+αを上げ過ぎると不快な先重感が出てしまいます。
またエンド膨らませ仕様では、+αを高めにしないと低静的バランス症候群が出てしまいます。
今回は推察がうまくいったため、レッドテープの外貼り微調整は不要でした。