『この試合はデュースがあるからね!』
2023/12/10大阪ジュニア冬季大会「田村杯」の、ある試合のスタートオブマッチでの、ロービングアンパイアの説明です。
『はぁ???』
『デュースの無い試合なんてあるの??』
『アドバンテージの無い試合はあるけど!』
これは私の独り言です。
『お願いがあります』
『子供達が間違ったルールを覚えてしまわないために「デュースがあるからね」はやめて頂けませんか?』
これは私が本部に願い出た言葉です。
当初、少し抵抗されました。
しかし、さすがはルールに精通されているレフェリーです。
ほどなく、同意して頂けました。
私も途中、言い過ぎました。
『この世にデュースの無い試合は存在しません!』と。
あり得ないとは思いますが、あり得ますよね。
短縮ゲーム形式として、『この試合はローカルルールで、30オールの次に勝った方がゲームを取る試合にしますっ』てことにすれば。
しかし、ロービングアンパイアの意図はこうであるはずです。
「この試合はサテライトみたいにノーアドではないですよ。アドバンテージがありますからね!」
ならば『デュースがあるからね!』はおかしいわけです。
ノーアドはノーデュースではありません。
『デュースになったら1ポイントで決するという試合です。
ノーアドでの『40オール』は2000年に死んだ言葉ですので、ノーアドでもデュースがあるのです。