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フォーティーオールは死語です!

ノーアドの試合の3点オールは“デュース”です!

“40オール”は、1990年代後半のコートの友に付録として載っていました。
1999年にITFルールに正式採用されて以降、ずっと“デュース”です!
2000年以降、”デュース”の後ろに言葉が追加されましたが。

《2000年度コートの友より引用》
ノーアドでは、デュースのアナウンスに続いて、「Deciding Point, Receiver’s Choice」とアナウスし、レシーバーに、5秒以内にレシーブするコートを選択させる。
《以上引用》

“フォーティーオール”は、20年も昔に死んだのです。
早死にしたのには、理由があります。

そのことはノーアドに取りついた霊として、以前に書きました。
今回、オブラートを外して書き直します。

“フォーティーオール”は今のルール体系と完璧に矛盾します。
“フォーティー”が登場した二年間、ノーアドでプレイし忘れた場合の規定はこうでした。
《以下、1997,1998年度コートの友より引用》
a)ポイントがどこまで進んだかにかかわらず、40オールのあとの最初のポイント(そのゲームの第7ポイント)の勝者がそのゲームの勝者となる。
b)40オールのあとの最初のポイントの勝者が不明のときは。誤りに気づいたときを40オールとして、改めてノーアドバンテージスコアリング方式を採用する。
《以上引用》

2000年以降のルールはこうです。

《以下、2000年度コートの友より引用》
①デュースであったら、直ちにノーアドに切り替える。
②アドバンテージAであったなら、もう1ポイントプレーし、Aがそのポイントを取ればゲームA、Bが取ってデュースになれば、そこでノーアドに切り替える。
《以上引用》

“デュース”であるからこそ、こうできるのです。
“フォーティーオール”だったら、アドバンテージは存在しないですから。

言語としても“フォーティーオール”って変です。
デュースだからこそ「アドバンテージを無しに」でしょっ!
「デュースを無しに」ならノーデュースでしょっ!

主催者が、ローカルルールで「この大会はノーデュース方式と呼ぶ特殊なルールを採用し、“40オール”とアナウンスして頂きます」と告知していたのなら、同意せざるを得ないですが。

私は、正しいルールを子供達に教えたいです。
私の愛弟子達も、間違ったルールには従いたくありません。
私の愛弟子達は、“フォーティーオール”を使いません。

皆様も”フォーティーオール”を周りから一掃してください!

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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