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【スクール】園児スタート 16歳開花について

先の記事に書いた、園児スタート 16歳開花について書きます。
私は、小2年までに開発しなければ身につかない、と言われている『絶対音感』と同様に、『絶対ボレー感』があると信じています。
だから園児からネットプレーに多くの時間を割きます。
また、16歳以降に精鋭なボレーを身にまとうために有利な、片手バック習得の機会を、園児から奪うことをしません。
片手指導の理由は以前書きましたが、私にとっては、園児全員を両手で始めさせることこそ両手強要なので。

しかしこの二点は、小5まではストローク力において、決定的なビハインドとなります。
従って、勝つための指導しますが、小学時代は『勝て』とは言いません。

筋トレもしますが、競技力向上のそれではありません。
基礎体力の落ちている子供達がケガをしないための最低限の筋力保持のためです。
また、骨端線を刺激して成長ホルモンの分泌を促進する範囲です。
本校は練習時間が短いので、それを補うためです。

それでも、身体能力や向上心豊かなジュニアは、戦績を残してくれます。
重圧をくぐり抜けた頑張りがあったのですから、幸運も作用しなければ得られないものですから、次も勝とうと思い過ぎない配慮をして勝利は祝福します。

私は、大会会場で叱ることがあっても、決して負けを叱りません。
反対に、父母の勝ち負け論議を強くたしなめるのて、父母の不評を買います。
教えた武器とその戦術をいかに発揮したかを評価し、叱ることはあります。

武器は、まだまだ本人の所有物ではなく、コーチが貸し与えた物であり、その武器を使った戦い方は仮の姿です。
小中学生時代は、大会で使うことで、自分の所有物になるために、一歩ずつ近づくものですから。
勝ち負けにこだわると、何歩も何十歩も遠退くものですから。
私の実感では、本人の所有物になり始めるのは、16歳くらいからです。

これが『園児スタート 16歳開花』の真意です。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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