一瞬のうちに元選手になってしまった北島康介さんのインタビューがテレビを賑わせています。
インタビューのフレーズに、にわかに「コーチ」の言葉が増えたように思います。
それだけでなく、コーチ同席インタビューまで。
引退を受けて、その存在がクローズアップされるって、コーチにとってどんな気持ちなんだろう?
と、どんなコーチかな?と気になって調べてみました。
森永エンゼルカレッジの対談を見て、自分に似ている経歴の部分に嬉しくなりました。
日本一しか育ててないコーチが、世界一を育てたコーチに似た部分を見つけて喜んでます。
進学校で水泳を続け、大学では自身の能力に限界を感じてマネージャーになり、企業就職と迷ってコーチを職業に、当初は選手は任されずひたすら勉強。
シドニー,アテネ,北京と五輪をともに戦った後、平井コーチのもとを離れて渡米した北島選手だったはず。
平井コーチ自身も、北島選手がコーチのいらない選手に育ったことを祝福していたはず。
その後の二人の経緯を詳しく知りたいものです。
『水泳人生の最後の締めくくりは、平井先生に指導してもらって終えたい』とタッグを組んだようですが。
しかし、二人三脚の終止符に添えられた二人の言葉に、感慨深いものがあります。
北島選手・・・『平井先生とオリンピックに行きたかった』
平井コーチ・・・『何かこのあと“北島ロス”になるのではないかと思って心配です』
テニスコーチの私が相当感動しているのですから、スイミングスクール熱は一層盛り上がりそうですね。