プロスタッフ97RFのFRP一体成型内蔵ウェイト摘出に成功‼︎の続編です。
テーマは、
あの記事の「通常TennisTopia SPEC-Ⅲの336gを下回りました。」
約333gと仕上がった時点で、私には当然考えることがありました。
この3gをエンド端に加重したら、静的バランスを下げられると。
プロスタッフ97RFのTennisTopia SPEC-Ⅲバランス専用スペックとしています。
重量が4g程度重いだけでなく、静的バランスも他より高いです。
それを横並び化できると、ほくそ笑みました。
仕上がりスペックは上々!
勇んで併設コートへ。
カーン‼︎ ビーン‼︎
何?
この打球感の硬さは⁇
先端ヒット時の振動は⁈
スウィングウェイトが高すぎる⁇
と仮説を立てて、ストリングを切ってバンパー内のレッドテープを減らしました。
持った感じ、軽いです。
再び勇んで併設コートへ。
カーン‼︎ ビーン‼︎ が増えています。
そこから、加重&減量&試打のミニツアーが始まりました。
悩み尽くして、お手上げで試したスペックが正解でした。
意外な高さの静的バランスでした。
スウィングウェイトも、更に2kg:㎠UPが不快さを解消してくれることが分かりました。
デミトロフのプロスタッフ97Sや、デルポトロのバーンFST95をあんなトップバランスで売り出す理由がわかりました。
しかしこのプロスタッフ97RFは、決して重く感じません。
静的バランスの数値に振り回されてはなりません。
数値に表れない、イーブンバランス感覚があるのです。