ウルトラ100CVのTennisTopia SPEC-Ⅲは難題があります。
バンパー下はレッドテープは問題なく仕込めます。
しかし両サイドはグロメットが狭小なため、制約が大きいです。
低スウィングウェイトの個体の場合、ガット圧力に押されてレッドテープが月日とともに押し出される醜さを回避しにくいラケットです。
方法は二つ。
①シリコン注入
加重作業は簡単ですが‥
不均質な加重となります。
元に戻せません。
②フレーム内側へのレッドテープ貼り付け
加重量に制約がありませんが‥
テープの存在が美観を損ねます。
このお客様は、美観に目をつむり均質を優先されました。
一度、元の6mm幅のままベタッと貼りました。
レッドテープが存在感を猛アピールします。
幅もカラーも美観を追求して、手を加えました。
存在感は、ひっそりに変わりました。