みなみ(高2)は、TennisTopia SPECを全国区にした立役者の一人です。
そのみなみが、ピュアアエロツアーTTS-Ⅲから機種変更となりました。
動機は二つ。
間接的には、パワーを持て余し始めていたこと。
直接的には、スウィートエリア320TTS-Ⅲにハマったこと。
『それで試合に出るか⁈』
最近その言葉を何度口にしたことでしょう。
それほど、スウィートエリア320の打球は良かったです。
「そんなに良いならプロスタッフ97RFも良いはず⁇」
試しに使わせてみたら、的中でした。
特に、バックのダウンザラインが秀逸でした。
しかし、まさか買い換えを申し出てくるとは!
三本必要なみなみには、It’s too expensive!
陰で両親を説得していたようです。
それなら、石橋を叩く必要があります。
しかし、大阪Jr.を控えて急ぐ必要もあります。
で、プロスタッフ97RF TTS-Ⅲ以外に候補を加えました。
GTプレステージPRO 臨時TTS-Ⅲ
ブレード98CV18×20 臨時TTS-Ⅲ
ピュアアエロVS 臨時TTS-Ⅲ
ピュアストライク18×20 臨時TTS-Ⅲ
バーン95FST吊るし
一番期待したプレステージPROはイマイチでした。
バタバタとした振動にエナジーが逃げます。
これを飛び過ぎないと解釈もできます。
しかし他の胸のすく加速感と比べたらガッカリします。
ウェイト位置をあれこれ変えても改善はありません。
柔らかさがレッドテープ加重に耐えられないようです。
それなら、より柔らかいピュアアエロVSもダメなはず。
それなら、まあ柔らかいプレード98CVもダメなはず。
いいえ!この二機種はいけてます。
加重で増大したしなりが振動に逃げません。
しっかり打球を加速してくれます。
果たして、みなみが残した機種は
プロスタッフ97RF
ブレード98CV18×20
バーン95FST
プロスタッフ97RFTTS-Ⅲの魅力は、強い球に負けない面剛性と、適度なしなりと、ボックス形状屈指の弾きの良さです。
ブレード98CV TTS-Ⅲの魅力は、エラーを起こしにくい広いスウィートエリアと、吊るしには感じることのないしなりによるスピンと球伸びです。
バーン95FSTの魅力のは、吊るしでも325gあるだけのことはあるラケットで、準97RFと言える性能です。
残念ながらグロメットが細くて TTS-Ⅲ化は無理です。
みなみは、機種を二つに絞りました。
プロスタッフ97RF
ブレード98CV18×20
迷いはここでした。
RFでは弾き過ぎないか?
ブレードでは乗り過ぎないか?
木曜日、ノーマークのGXTラジカルMP TTS-Ⅱを加えました。
なぜノーマークだった?
他のスクール生には、よく試打を勧めていました。
なので、みなみも試打済みと思い込んでいました。
気にいる予測は的中しました。
GXTラジカルMP TTS-Ⅱはブレード以上97RF未満の弾きと、ブレード並み97RF以上のしなりを持っています。
言わばみなみの迷いを受け止めてくるラケットです。
すぐに、入念に臨時 TTS-Ⅲ化しました。
『これにする!』力強い声が返って来ました。
私もずっと試打の行動を共にして来ました。
RFとラジカルのTTS-Ⅲを直接比較してよく分かりました。
ラジカルはTTS-Ⅲ化で97RFに肉薄します。
次なる迷いは、GXTかGTか。
地味志向のみなみは、価格も考慮してGXTを希望しました。
しかし元スペックの高さから、GTに決めました。
フルキャップ(プロプレーヤーキャップ)化した商品
みなみの完成したGTラジカルMP TTS-Ⅲ
一番下は先に張り上げたもの
《用語解説》
※GXTは、グラフィンXT
※GTは、グラフィンタッチ
※カタログ的にはプロスタッフは、RF97
※取引業務的にはプロスタッフは、97RF(私はこちらを使用)
※レッドテープは鉛テープ(鉛はリードではありません)