『芸は一流、人気は二流、ギャラは三流。恵まれない天才、私が上岡龍太郎です。』
これは漫画トリオや探偵ナイトスクープ初代局長でお馴染みの上岡龍太郎のキャッチコピーです。
ファンだったわけではありませんでしたが、この言葉は好きでした。
私は自分で自分のチューンナップの技は天才だと思っています。
ガット張りも後継者の長男のチューンナップ技量も一流だと自負しております。
しかしチューンナップ料金は二流です。
TennisTopiaSpec立ち上げ期は一本に丸2日掛かる作業で日本の会社員の平均時給で計算しても人件費だけで4万円/本でした。
しかし長男の一言「ラケット代込みで7万円超えたら誰も買わない!」を受けて、やめておく選択もありながら「ラケットが回転したら良いか!」で破格値で世に出してみることにしました。
今では経験を積んで、1日2本まで作業性を向上させて、新入社員の時給はなんとかクリアするようになりました。
しかし連絡の三流さは改善できずにいて、ご迷惑をお掛けしております。
改善どころか四流化しているかも知れません。
この状態を反省せずに肯定するつもりはありません。
しかしチューンナップが殺到してくると、チューンナップのミス回避と作業性を高い次元で両立するために、目下や目前のチューンナップの打ち合わせメール以外はつい後回しになってしまいます。
ここで、私がお客様の立場としての自問自答をお伝えします。
Q 「あなたは自分のラケットのチューンナップ作業中に次のお客様のチューンナップのためのメールのやり取りのために、集中を途切らせられるのは好きですか?」
A「私はそれは嫌いです」
後回しにしたせいでメールの返事が漏れてしまうことがあり得ます。
しかし私はチューンナップの仕事の出来を最優先したいのです。
返事は遅いわ、挨拶文は省くわ、短文過ぎるわ・・どうかチューンナップやガット張りの技に免じて、安い料金維持ために連絡が犠牲になっている店なんだとお察しください。
メールが遅いと思われた際には、再送信を賜りますようお願い申し上げます。