この回はめずらしくバイクの話をします。
9月頭、ルビー婚記念に、妻をGB350の後ろに乗せて北海道初ツーリングに行って来ました。
3ヶ月前からオフは準備に余念なく過ごしました。
サイド,トップケース大型化のDIY、ドラレコ,USB電源増設のDIY、防水ウェアグッズの買い揃えetc.
しかしこの旅行の前と直前と帰りに小試練がありました。
前とは‥‥車の追突事故で、先方に大変ご迷惑を掛けてしまったことです。
保険会社にお任せしましたが、出発までのカウントダウンの楽しさは吹っ飛びました。
直前とは‥TennisTopiaSpecのご注文が急に集中したことです。
時間外労働を大量投入してこなしました。
どんな困難と出会しても笑顔で乗り切ろうと夫婦で話してきたので、ここにもそれを適用しました。
辛いと思いながら作業するとミスが出るので、自分の腕の正確性と手際良さを味わいつつ、工房の窓一面のラケットが一本づつ減るのを楽しみながらやりました。
結果、パーツ待ちと教え子の受注3本中1本を除いて、張りと打球テストを残して全て仕上げました。
なので納期はむしろ通常より早いペースを実現しました。
帰りとは‥‥舞鶴行フェリーの航路と台風11号の進路が出会うためバイク乗船不可となったことです。
翌日は欠航の見込みとのことで、その日の新潟行に変更しました。
新潟〜大阪って自ら選ぶには躊躇する距離です。
しかし強いられたなら、バイク好きはシメシメとも思う距離です。
さすがに台風とニアミスする金沢で泊まることにしたので、ルートはのんびりの海岸線を選びました。
おかげで寺泊の魚屋さん群,柏崎原発の厳戒有刺鉄線.小松基地の戦闘機の訓練、と北海道のおまけにしては面白い場所を見ることができました。
富山〜金沢は隣車線に流される程の横風と雨でしたが、沖合の雨雲と雨の縦筋を楽しみました。
下道制覇で水曜日に帰宅しました。
北海道は、セブンスターの木とマイルドセブンの丘には新婚旅行時の面影は無く、40年の刻の流れを感じました。
しかしバイクで走った北海道は、この歳になっても大きな感動をくれる特別な場所でした。