2011年12月25日大阪冬期ジュニアU11単本戦の結果です。
勝間みなみが第7シードからベスト4に入り、最終日に夢をつなぎました。
吉村萌百子は第5シードを守りベスト8。
佃紫帆は第一シードを守れずベスト16。
シード順位の逆順です。
レッスン量の逆順です。
ということはみなみが頑張ったと言うこと?
そうです。
みなみは他の二人より少ない指導を両手でこぼさず組み受け、しかしながら少ない指導ゆえの不完全なサーブや各ショットを使い回して、よく頑張りました。
おじいちゃのお葬式の日に、大会会場で頑張っているみなみに、勝利の女神も少し微笑んでくれたのでしょう。
ということは紫帆と萌百子は頑張らなかったと言うこと?
萌百子は当日はよく頑張りました。
でも日頃の努力が、私200に対して萌百子30・・・受講姿勢相応の結果でしょう。
紫帆は空回りの努力ながらよく頑張りました。
しかしあそこまで1stサーブが乱れるとは想定外でした。
それは2ndサーブを乱しストロークを萎縮させ、レシーブまで狂わせるのは当然の想定内です。
しかしながらそれは最大級でした。
パニクってしまったようです。
しかし、続けではない限り、上位シードの初回戦負けなんてよくあること。
つまづきでもなんでもないし、つまづいたとしても立ち上がることがスポーツの第一義ですよね。
ただし、想定外は指揮官の失態です。
紫帆についてはサーブを中心に技術指導の再構築を図ります。
アポロ13号のような、アクシデントをなんとかするメンタルの強化も図ります。
しかし思うに、以前は実施していた屋外強風対策も、この子達のためにインドアを全面投入できる環境に甘えて、出張すると料金が高くなることを恐れて、全く怠っていました。
強風には、よほど完成度が高いか、不完全な技術を使い回す子が有利です。
雑草の強さも教えなければならないことも痛感しました。
写真の紫帆と萌百子の目は決して西日がまぶしいのではありません。
みなみの躍進が紫帆と萌百子を発憤させる女神にもなってくれることを願います。