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【スクール】全豪2017男子4強に片手バック3名

全豪2017が興味半減の中、私には男子SFは楽しみです。
早々にジョコビッチ,マレーと、期待の錦織も姿を消し、興味が薄れました。
しかし男子BEST4中、片手バック3名は嬉しいことです。

なぜなら私は、ほとんどのジュニアを片手バックで指導しているからです。

なぜ片手バックなのかは、何度も記事に書いて来ました。
「片手バック」でブログ内を検索してみてください。
でも、簡単に理由を箇条書きしておきます。

①片手バックはリーチが長いから。
②質の高いバックボレーが身につくから。
③質の高いバックスライスストロークが身につくから。
④全キッズを両手で教えるのは、片手の芽を摘む行為だから。

で、①について錦織は。
今大会も、所々で片手バックを使っていましたよね。
私は錦織が片手バックだったらもっと活躍していたのに、と思っています。

元教え子の片手バックを観る機会が、残念ながらあります。
残念には二つの意味があります。

ひとつは、引き続き指導できなくなったこと。
ひとつは、打ち方に「あぁぁっ」と思うこと。

後者を書くことはタブーですかね。
この歳になると、体裁より本音が優先します。
門下生も多いし、誰と特定していませんから「書いちゃえ」です。

苦しんでいるシーンを見るとですね。
ここが、そこが、あれが‥‥、そうじゃいけない。
「ちょっと30分球出しの機会をくれたら良くなるんだがっ」
って思ってしまうわけですよ。

そこには、私の全国選手第一号の存在があります。
その吉弘くん語録の一つが端的に言い表しています。

「僕が片手だと知ったら相手はバックばっかり狙ってくるねん。」
「そしたら僕は嬉しくなるねん。」
「そやかて僕はバックの方がウイナー取るの好きやから。」

片手バックは「片手でも打ててます」じゃだめです。
ウイナーを量産できない問題点に、つい目が行ってしまうわけです。

そういう意味じゃ、現在校生のみなみは、まだまだ未熟。
もっと攻撃性を磨く必要があります。
萌百子もついオーバーランとなる所を治して磨かなければなりません。
次世代を担うべきジュニア,キッズ達には、吉弘〜安鳩方・直子〜みなみ・萌百子の、片手バック指導過程から得たものを総動員して磨いています。

この子達にとって、四強に三名は心強いお手本です。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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