TennisTopia SPECの仕上がり後の打球チェックをお薦めします。
先日も、再調整のご相談がありました。
振りだす際に重量感があり、スピン系のストロークやスライスサーブを打つ際にヘッドスピードが上がらずに、回転がかからないとのことでした。
重量感がある→軽量化
お客様なら、これがまず頭に浮かぶのではないでしょうか?
私には反対に、低静的バランス症候群が頭に浮かびました。
ラケットをお預かりして、以下を試しました。
①そのまま打球テスト。
②0.5gのレッドテープをフェイス上部に貼り付け。
①の段階では‥
先端ヒット時に衝撃だけを残して球が走らない。
ラケットヘッドが出て来ない。
②にすると‥
先端ヒット時の衝撃が消え球伸びを感じる。
ラケットヘッドがスムーズに出て行く。
わずか0.5gの微調整でです。
この件は+αを設定している機種で、+αを選択されませんでした。
なので事前に推察が容易でした。
しかし通常のTennisTopia SPECにおいても起こり得ることです。
やすが0.5g,1mmの攻防ですから。
市販の3gのレッドテープを2個貼るなどと、大きな変化ではありません。
なので仕上げて張り上げたままでは予測は難しいです。
ストリングにも依存します。
太めのポリか細めはマルチかでは数g違います。
こういうことを避けるために、仕上がり後の打球テストをお薦めします。
併設コートで打ってみて、必要に応じて加重の微調整を実施します。
※フレーム内側へのレッドテープ貼り付けとはなります。
※当店にて張上げるお客様に限られます。
※500円/本を申し受けます。
※TennisTopia SPECに限らせて頂きます。