SX300(2022)TTS-Ⅲ+αのお客様レビューをご本人の承諾のうえ引用させて頂きます。
《以下引用》
ラケットをお送りいただき、早速インドアにて2回ほど使用いたしました。
ウォームアップのミニラリーの時点で、噂に違わぬふり抜きの良さと打球の伸びを感じ、重量感もほとんど気になりませんでした。
ロングラリーから形式練習、試合と行いましたが、ストローク、ボレー、サーブいずれも想像以上の伸びと打感や操作性の良さに感動しました。
実はこの半年ほど肘や手首の調子が悪く、ラケットを軽量デカラケにしたり、ストリングをナイロンにしたりと迷走するもしっくりきませんでした。
逆に手打ちとなり力んだり、不快な振動を感じていましたので思い切って今回の選択をしましたが、プレー後の肘や手首の違和感もほぼ無くほっとしております。
《以上引用》
お客様にとっては、届いたものはラケットです。
私にとっては、お届けしたのものは作業です。
その作業が迷走を抜け出すことに結びついたことは、職人冥利に尽きます。
SX300TTS-Ⅲ+αはTennisTopiaSpec史上最高の名品だと言えます。
それは、私自身と愛弟子がストリングもスペックも完璧に同じに揃えたTTS-Ⅳであることに関わりが深いです。
私は現在の育成コースの筆頭ジュニアである英翔の好不調を把握するために、私と英翔の使用するSX300TTS-Ⅲ+αと完璧に同じスペックに仕上げてあります。
この英翔、様々な怪我や体調不良に見舞われ、あと一歩というところで全国大会には届いていません。
そのため、なんとか全国へと、事ある毎にスペックを微調整してきました。
そこで蓄積したノウハウは大きいです。
実はTTS-Ⅳは、私と英翔のSX300から生まれました。
※TTS-Ⅳは、ストリングの違いによって変動すべきTTS-Ⅲ+αのαの最高レベルに名付けたもので、TTS-Ⅲ+αの一種です。
また一般論として打球テストの存在も大きいです。
TennisTopiaSpecは打球テストが浸透する前には+αは存在しませんでした。
微調整用のレッドテープは同梱して、お客様各自に+αをお試し頂いておりましたが。
TennisTopiaSpecはα次第で、イマイチなラケットにもなり名品にもなります。
多数のお客様の仕上がりをテストしたことで得たα値とグリップ部の加重方法のノウハウは絶大です。
ここでαにいてご注意を申し添えておきます。
・ストリングは定まってる必要があります。
・レザーを勝手に巻き替えるのはNGです。
・グリップテープは一枚巻き一択です。
・大きな振動止めはNGです。
・変形した張上げはNGです。