蜻蛉池の優勝は何もない優勝です
本日、蜻蛉池で行われた全中大阪予選複で快挙?
取石中3年の萌百子(本校愛弟子)・金井選手の、結成歴1時間の即席チームが優勝しました。
テニスコーチには二つの視点が必要です。
10年先の成長を見据える目。
1日先の即効性を見据える目。
前日この即席チームの1時間の初練習を観た私の努力はわずか。
その場で与えた助言は、二つの目をチョコっと組み合わせただけです。
しかしそれを実現した二人の頑張りは秀逸。
よくもまあ、やったものです。
しかしこれは単なる通過点。
近畿予選までのお互いの精進が肝要です。
この大会、ずいぶん改革されました。
ドロー抽選は待ちに待ちまった運営方法です。
長い年月、超作為的と思ってしまうドローに泣き怒ってきました。
これからは、それはなくなります。
協会と連盟の冷戦時代には関西ランキング採用なんて考えられませんでした。
これで、大阪府は学校テニス部員の参加が少ないために、大阪ジュニアで難関を制して入賞しても大所帯の兵庫県よりポイント認定が低いという理不尽なねじれ現象が改善に進むのではないでしょうか?
しかし関西ランキングは古い実力が反映されています。
伸び盛りが活躍できる全中の良さが減じられるのは残念です。