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【全般】REDテニスの大切さをまとめました。

園児や小学生にREDテニスが大切な理由は幾度となく書いて来ました。
しかしあちこちに分散しているため、まとめることにしました。

ここで言うREDテニスとは、普及のイベントやレッスンの準備練習ではありません。
曖昧なラインで「ただネットを越えれば良い」「ラリーが続ければ良い」は対象外です。
ITF基準の、ラインやネットが完備した大会です。

なぜこれが大切なのか?

【理由1】テニスとは、試合だから。
絶界の孤島に流れ着き、先住民にテニスを教えることになったら。
こんなネットとラインがあって、ここに一球目を入れて、バウンドさせて相手のコートへ打ち返して、次からは空中で打っても良くて、ネットやラインを超えたら負けで、15,30,40ゲームと数えて、6ゲーム取ったらセットが取れてまたは勝ちで‥と説明するはずです。

グリップはこうして、フォアはこうして、と部品の説明から入らないはずです。
テニスとは試合なのです。
部品の練習ばかりやっていては、テニスをやっていることになりません。

子供達にはまずREDで、テニスを教えてあげなくちゃ!

【理由2】 初めてすぐに試合ができるから
フルサイズコート&YELLOW球で試合ができるようになるには、半年一年とかかります。
三年通って試合未経験、そんなケースもあります。

REDテニスなら、初めたその日から試合ができます。
ダブルフォールト&レシーブミス合戦から、たまたま入った一球でゲーム。
それでも試合が成立します。

子供達はREDで、サーブ→レシーブと、プロが大切にする順に技を学んでいきます!

【理由3】 園児や小1でもプロと同じテニスができるから
園児や小1が、フルサイズコート&YELLOW球で試合を初めたら、ロブ合戦が必至です。
小3になってもロブを卒業できない子もいます。
「ロブしか打てない」は、勝つのに有利でさえあります。

また、守備範囲が広過ぎて高過ぎて、ネットになんか出る気になりません。

しかしREDテニスは、むしろロブの方が難しいです。
ライナーショットを要求されるから、スピンをかける大切さを学びます。
スピンが未完成な相手には、ネットに出る有利さを学びます。
サーブも強打が入りやすく、そのことはレシーブ力も磨いてくれます。

小2でサーブ&ボレーも展開できます。
小2で平行陣のダブルスも展開できます。

REDは、将来のテニスを先取りして技とメンタルを磨くことができます!

【理由4】YELLOWで許されなても、REDでは許されないから
理由3と反対に、REDでは正確な面とスウィングを要求されます。
YELLOWではファジーな上向面のストロークで事足ります。
YELLOWでは厚いグリップのボレーで事足ります。
YELLOWでは厚いグリップのサーブで事足ります。

私はYELLOW大会でのフォームや面の問題点を、REDで矯正します。
REDは初心者にイージーであるとともに、中級者にシビアであるのです。

【理由5】REDでは、何歩も走る悪癖を身につけずに済むから
パコーーン, ポコーーンの昔は、小刻みなフットワークが大切とされました。
ラリー速度の高い近代は、小刻みなフットワークは排除されます。

下半身に五歩も六歩も距離調節に時間を費やされたら、上半身は迷惑千万!
下半身のタメの時間を奪われます。
プロのテニスは二歩移動&モーグルステップが基本です。

将来を夢見るジュニアは、決してチョコチョコ走るテニスを覚えてはなりません。
たから、小学生がREDで芽が出たからと、すぐにYELLOWに主体を移すことは危険なことです。
ましては、小3や小4でREDを卒業なんて、とんでもありません。

サテライトや府県ジュニアや府県選手権があるから‥
全国小学生も視野に入れたいから‥
YELLOWも練習に取り入れる必要があります。

しかし、あくまでもYELLOWは「も取り入れる」であるべきです。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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